七人の弔(ネタ発表)

キャンプに来た7組のファミリー。実は息子、娘たちを「臓器売買」させるための
キャンプ。虐待を受けている子供達を対象に集められた7組。そのほとんどが金銭
苦なので、子供を売って生計を立て直すのだ、と。
いつもは自分達をゴミ同然に扱っていた親たちはここぞとばかり優しい。それらに
不安を覚えた子供達は徐々に核心に触れていく。垣内(ダンカン)をハメて子供の
中では一番の年長が問い質す。「しかし、親たちが子供を売る、という行為を知っ
てしまったら、これから先、あの子たちはどうやって生きていくのかねぇ。。。」
と言われぐうの音も出なくなる彼。。。しかし、その全ての会話はトランシーバー
で他の子供達にも聴こえていたのであった。。。
最終日の食事の時間。アイスクリームに睡眠薬が混入してあり、それを食べて眠り
に落ちてる間に移送され臓器を抜かれるという手筈は整っていた。
最後だと知っている子供達は別れの言葉を親たちに告げる。。。
ただ、山崎一の子供が出したなぞなぞの答えがわかってしまった彼は「世界で一番
お父さんが好き、と言われては仕方ない。三郎のアイスはお父さんが頂こう」と
彼だけがアイスを食べてしまう。
山崎を除く全ての親がうつぶせになって寝ている。
垣内から知らされた子供達は
「臓器って子供のヤツじゃなくてもいいんですよね?」
「えぇ、別に構わないです」
「半額でいいんで、お願いします。子供料金で」
ということで、契約成立していたのであった。
人間っていいな、を歌いながらバスはキャンプ地を後に。。。
抜け殻になった山崎さんを乗せて。。。