ここからは、映画に沿って行くので、見たくない人は目をつぶってね

(って、いつものことなんで、もろもろヨロシクと(笑))
OD2終了が11/24。その1年1ヶ月後のクリスマスイブ。
OPのイブの様子でスタトレの親子。思わず爆笑。キャッシャーにいたの
で、財布は無くしてない模様(笑)
・・・警視庁のHPがハッキング。弾丸ライナーから真下への挑戦状。
それが嘘ではない証拠に葛西第ニ公園で16:05に爆破予告。で、爆
破。(この時のエキストラにはどこで、どのタイミングで爆発するか伝
えてなかったらしく、子供は爆破した途端身動きとれずにフリーズした
り、母親はマジ発狂でリアルな画が撮れたとのこと)
真下は室井さんに「責任は全部私が取る、結果を見せろ」と。
そこへ警視庁捜査一課に属する木島(寺島進)。
「メリークリスマスだ、バカヤロゥ!」
いやぁ、マジで凄い。國村さんだか孝太郎くんだかが、
「あんな登場ありえない」
て言ってた理由がここでわかった。もう、この時点で主役は寺島さんに
決まったと言っても過言ではなかったなぁ、と。
木島は「あと2回爆発するな」と。相棒の東根作くんが「どうして?」
「勘だよ、勘」と。。。
真下は木島とは既に何度か組んでるようで、既知の仲のようだ。
「口は悪いけどイイ人なんです」と石井ちゃんにも言ってたし。
と、いうことで交渉課準備室から、TTR(Tokyo Transpotation Railwat)
に向かう真下。なお、どっかから見つけて来たホントと嘘の路線は下記。
TTR渋谷線 →銀座線
TTR八重洲線→丸の内線
TTR目黒線 →日比谷線
TTR東陽線 →東西線
TTR代々木線→千代田線
TTR桜田門線→有楽町線
TTR九段下線→半蔵門線
TTR白金線 →南北線
新東京鉄道→都営線
とまあ、それはいいとして、当然TTR指令室の室長片岡(國村準)からは
まあ毛嫌いされるも、後方の矢野(アリキリ石井)には気に入られた模様。
犯人からの電話から秋葉の半径1.5km圏内の中継所からかかってきた、とい
うことで真下が指示「もう秋葉に向かってんだよコノヤロウ」「さすが速
いですね」と真下。
そんな中、クモ(線路の幅がちゃう(メトロと都営って違うの?)のを、
自分で勝手に車輪の幅を変えて走れちゃうという電車、スターウォーズ
帝国兵の顔みたいなフォルム)が、東車両から奪われ、東陽町に出現。
2・3分間隔で走ってる車両にクモが紛れ込み、指令室パニック。東陽町
に入って来る電車。。。追突か。。。と思ったらクモが走り出しことなき
を得る。指令室に電話。「真下さんいる?」弾丸ライナーは警視庁で一番
キレる、と思われる真下をターゲットに知能戦をしかけはじめる。
クモを破壊すりゃいいじゃん、っていう上からのお達しでSAT(ナンバー
が【・3ー10】細かい)が既に九段下で狙撃体勢。
犯人と交渉を続ける真下は「爆弾が搭載されてるかも」ということで木島
を九段下に急行させ、狙撃を中止させるも、九段下はカーブしているホー
ムなのでクモがホームに接触する、と石井ちゃん。
火花を散らせ、SATと木島の前を通過して行くクモ。
「何もしないで撤退か」高杉さんカッチョイイ。
それからも映画のタイトルをヒントに真下に挑戦し続ける弾丸ライナー
そして、愛と哀しみのボレロに辿りつき。。。アンティークから届いた
ケーキに真下の座席番号が刻まれて。。。新宿で前主十路が指揮するボレ
ロのコンサート会場に爆弾が仕掛けられていると。。。そこには既に雪乃
さんが。片岡の母親(八千草薫)も待ち合わせていたのだが、片岡が来な
いということで帰ってしまう(のは後々八千草さんを出すのも面倒だから
だね)。そして、その頃には指令室のメンツには信頼されており、片岡も
「早く行って来い」と後押しされる。石井ちゃんはTTRの車のキーを投げ
「コレ使ってください」と。ダイヤの乱れを直す「線引屋」のおっちゃん
にも、雪乃さんの昔の写真の入った写真立てと同サイズの指輪ケースを
懐に入れ「これで弾丸防げ」と持たせる。多少無理あるが。
検問で道が混んでいる。と、そこの検問は空き地署の甲本と遠山くんの
巡査(制服だったが今はスーツ)コンビ。これ幸い、と彼等二人に車を
まかせ、走り出す真下。
そこへ、小池(孝太郎くん)からアクセス、「355.2はボレロの355小節
の2拍目。これがホールにあった起爆装置であるオシロスコープに反応
して爆発する」と。そして、クモも爆破するために向かっている、と。
まだ開通していない14号線を使って。クモは実際には存在しない路線
を通って、様々な路線に出現していた。で、新宿に向かっているという
のを確実にするために「14号線はイブ休暇で通行止めなんだよ、残念
だったな」と真下。「わっはっはっは、そんな休暇日本にあるわけねー
じゃん、通れるってことは調べてあるんだよ」と。これで14号線を通
っていることが確実に。SATが工事中の14号線に突入。
さて、355小節の2拍目はラストの盛り上がりのシンバル。爆弾処理班は
オシロスコープの7色のコードに戸惑っている。念のために木島にシン
バルを鳴らさないように、と現場に急行させる「オレに似合わねークラ
ッシック聞きながら死ねってのか?」と木島。
運命の2拍目。。。爆弾処理は無事に隊長が所持してたお守りの色、黄
色を残し、無事に切断。シンバルも木島の活躍で鳴らなかった。
エストロの西村雅彦(ヒゲ生えてたんだ)も満足そうに拍手。
さて、残るはクモ。待ち構えるSAT。やってくるクモに銃弾が降り注ぐ。
ゆっくりと赤いランプが消える。。。「クモ停止しました」高杉さんか
っちょいい。
会場に到着する真下。地下駐車場からブラックカエル急便のワゴンがカ
ラスの大軍が飛び立つ中(完全にパトレイバー1へのオマージュではな
くてパクリ(笑))、ゆっくりと走り出す。追う真下。車に追い付く、も
ゆっくり逃げるように走り出す。。。3度繰り返した後。。。車が。。。
爆発。結局、間に合わなかった、というやるせなさ、からか、真下の眼
は潤んでいた。。。
TTRの記者会見。爆破した車からは生命反応がなかった。。。と。。。
そんな会見を見ていた室井に1本の電話「至急本部に戻れ」と。。。
コンサートが終了し、出て来る客の中から雪乃さんを見つける真下。
「雪乃さん、結婚しよう。。。これ」雪乃さんがソレを空ける。当然、
水野さん本人も嫌い、という昔の写真が。。。苦い顔の雪乃。「違う違
う。。。これ。。。」と指輪が入ってる箱を空けて雪乃に差し出す真下。
「お、お疲れ、飲み行くぞ!飲み!」と真下の肩を叩く木島。その勢い
で指輪が転がる。。。「ゆ、ゆびわがぁ!!!」ジャクソン5の「サンタ
が街にやってくる」で、タイトルロール。
しかし、なんでみんな腕を組んで撮られてんだろう。。。という写真たち
が続いて。。。威風堂々に音が変わり。。。
エンド前に指輪が見つかる画、薬指にはめる真下。腕を組んでニヤける
二人。。。でエンド。。。と思いきや、スリーアミーゴスが出てきて容疑
者・室井慎次の交渉人verの予告。8/27公開、でホントのエンド。と。
。。。と途中大分はしょったが、こんな流れ。
「見なくてはいけない」
映画であろうとは思うけど、「踊る」が好きじゃないとコレ見る意味は全
くないですな。細かいとこ、死ぬ程面白いので。
犯人がケーキを頼んだトコが「アンティー駒込支店」というアンティー
クとどう繋がってんねん、てCXのドラマ以外には何のつながりもない繋が
りがあったり、イブのコンサートを見るために雪乃さんはすみれさんに非
番を変わってもらうために、食事を奢ったんだけど、それに青島くんもつ
いて来ちゃったの、とか電話でいう下りとか、写真立てもまあそうだし。
OPのスタトレおじさんもそうだし。カエル急便も当然そうだし。
カラスが犯人の象徴的な使われ方は敢然にパトレイバーだし。
で、映画的に言うとやはり「踊る」の面白さには叶わないんだよね。
犯人もハッキリしてないし、なんかちょっと細かいところがずさん、みた
いな印象もあったし。実際、そんなに真下くん、活躍してないし。って、
交渉することが仕事だからアレだろうけど、映画の題名を検索して、それ
をただ言ってるだけ、みたいな感じだし。交渉術を見せるところもあるけ
れども、なんかこう。。。物足りなさを感じたな、と。
そんな中、「寺島進」さん。この存在は死ぬ程デカイ。
ともかくあのぶっきらぼうなセリフはこの映画では非常に重要なファクト
になってる。でも、真下に「さすが木島さん」とか言われるとテレたりす
る。これもまあ予定調和の笑いではあるけど、面白い。
ともかく、この映画の収穫は「寺島進木島丈一郎警視」である。
。。。って、警視だったのかよ(笑)